入門向けのワールウィンド(Whirlwind、通称WW)ビルドの紹介です。
以前紹介したバーバリアンのビルドがネタっぽかったので、今更ながら記事追加です。
はじめに
このガイドは「レベル70になったらレア装備でトーメントⅠを攻略」という話を補完する目的で書いています。そのため、アイテムの持ち込みなし、パラゴンなし、レジェンダリーなしが前提になっております。普通に強いビルドを探している方には参考にならないと思いますのでご注意ください。
初めての人は、下の2つの記事もチェックしてみてください。
PS4 Diablo3 初心者向け攻略手順
レア装備でトーメントⅠを攻略 / 装備の整え方
どんなビルド?
コマのように回って周囲の敵を蹴散らすワールウィンド主体のビルドです。集団殲滅力はかなり高く、操作も簡単でお手軽です。特に、移動しながら攻撃を行うスキルのため、敵の攻撃を避けやすいというところがポイントです。
2.2ではワールウィンド向けのセットアイテムが追加されているので、順調にアイテムが手に入れば、そのまま高難易度に行けるようになります。ただし、このビルドはストーリーモードだとちょっとリソース的に厳しいです。レベル44以降であればなんとかなるかな、という感じです。
スキル構成
スキル構成(公式ツール)
アクティブスキル
■ウェポン・スロー(リコシェ)
遠距離攻撃タイプのリソース生成スキルです。
リソースが尽きた時や、Act2の蜂のような逃げまわる敵を倒すのに使います。
ルーンは、最大3体までヒットするリコシェを選びました(属性は火炎)。
気に入ったら、これと「古の槍」を組み合わせて、投げ馬場ビルドを試してみるのもいいかもしれません。
■ワールウィンド(大旋風)
このビルドのメインスキルです。
回転中は周囲の敵全てにダメージを与えます。
ルーンの大旋風は、攻撃が敵に命中するたびにリソース+1の効果があります(属性は稲妻)。
+1では全く足りない気がしますが、意外なことに敵が5~6体以上いればリソースが逆に増えていきます。
ただ、このルーンはレベル44で習得なので、それまではワールウィンドをメインにするのはきついと思います。
■バトル・レイジ(ブラッド・シェッド)
ダメージ+10%、クリティカルヒット率+3%の雄叫びです。
効果時間は120秒あります。
細かい話ですが、このスキルはリソース消費スキルなので、無闇にリフレッシュするのは避けましょう。
ルーンのブラッド・シェッドは、クリティカルヒットが出ると爆発が発生し周囲の敵にダメージを与える効果があります。
ストーリーモードやレベル70を目指す段階なら、クリティカルヒット率は非常に低いと思います。
その場合は、ルーンを「略奪者の怒り」にするか、別のスキルを試してみましょう。
■ウォークライ(万全なる守り)
防御力+20%の雄叫びです。
ルーンに「万全なる守り」を選ぶと、全耐性+20%が追加されます。
このスキルは20秒に一回使えるクールダウンタイプのスキルで、使用時にリソースを20生成します。
こちらはクールダウンが終わり次第すぐに使ってリソースを増やします。
また、リソースがきつい場合はルーンを「チャージ!」に変更します(リソース50生成)。
■狂戦士の憤怒(インサニティ)
超定番の変身スキルとルーンです。
エリートや手強い敵に遭遇したらこれを使います。
■古の民の呼び声(評議会の勃興)
3馬場召喚スキルです。
狂戦士の憤怒と同じくvsエリート用です。
リソースがきつい場合はルーンを「古の怒り」にしてみましょう。
カスタマイズ
ウェポン・スローやバトル・レイジを削って、好みのスキルに変更します。
■フレンジー(ヴァンガード)
→短時間の間、攻撃速度の上がるプライマリ。ヴァンガードなら、移動速度もアップします。
■グラウンド・ストンプ(レンチング・スマッシュ)
→スタン+敵を集める吸い込み系効果。集めて→ワールウィンドです。
■アースクエイク(聖なる山の呼ぶ声)
→強力な範囲攻撃スキル。このルーンを選ぶと、リソース消費なしで使用できるようになります。
パッシブスキル
■怒りの刻印
効果:フューリーが自然減少しなくなり、代わりに1秒ごとに2ずつ生成されるようになる
装備の整っていない段階でワールウィンドを使うなら、このパッシブはオススメです。
フューリーが自然減少しなくなるだけで、かなり印象が変わります。
レベル55で習得します。
■盲信
効果:物理属性以外の攻撃で受けるダメージを20%減少させる。また、遠距離攻撃もしくは属性攻撃を受けるたびに、一定の確率でフューリーが2生成される
防御とリソース生成を兼ねたパッシブです。
リソース生成量を増加させる「憎しみ」というパッシブもありますが、その場合はプライマリスキルを積極的に使う必要があります。可能ならプライマリの使用はできるだけ減らしたいので、この「盲信」を選びました。
ストーリーモードでこのビルドを試すなら、ウェポン・スローでリソースを稼ぐことになるので、おそらく「憎しみ」の方がいいでしょう。
■バル=カソスの恩寵
効果:
以下のスキルのクールダウン時間が短縮される
<アースクエイク>:15秒短縮
<古の民の呼び声>:30秒短縮
<狂戦士の憤怒>:30秒短縮
「古の民の呼び声」と「狂戦士の憤怒」のクールダウン時間は120秒なので、このパッシブを取ると、90秒になります。
■致死の一撃
効果:ライフが30%以下の敵に倒して与えるダメージが40%増加する
攻撃系のパッシブはいろいろありますが、集団戦だけでなく、ボス等の敵単体にも通用する汎用性の高さから、このパッシブを選びました。ダメージ効率重視なら「血への渇望」が一番です。ただし、こちらは間が空くとDPSが元に戻ってしまいます。
必須装備
レア装備一式なので特別なアイテムはいりません。
属性は現時点では稲妻になります。しかし、将来的には物理になる可能性が高いので、この時点で無理に積む必要はありません。
武器はレア装備なら両手用でいいと思います。
プレイスタイル
「ウォークライ」と「バトルレイジ」を維持しつつ、「ワールウィンド」です。
エリートに遭遇したら「古の民の呼び声」と「狂戦士の憤怒」を使います。余裕なら、片方ずつ交互に使います。
リソースが足りなくなれば、「ウェポン・スロー」を使うことになりますが、リソースの残量よりも、敵の数を意識して戦ったほうがよいです。敵が5~6体ぐらいれば、大旋風のルーンの恩恵で、問題なく回り続けられます。敵の数が少ない時は、ウェポン・スローを混ぜつつ戦い、多い時はワールウィンド全開にするという感じです。敵が1~2体残っている時は、几帳面に倒さず、スルーして先へ進むぐらいの感覚でいいと思います。
それとバーバリアンは敵から攻撃を受けるとリソースが増えるという特殊な仕様になっています。難易度があまりにも低いと、敵からのダメージがなく、逆にリソース的に厳しくなったりします。
装備サンプル
トーメントⅠクリア時の装備を掲載しておきます。
リロールも満足にできていない状態でそのままトーメントⅠに行ったので、参考用というよりは「このぐらい適当でも大丈夫ですよ」というところです。まともなのは兜とベルトとブーツぐらいですね。
もしもこの装備をちゃんとリロールするなら、以下の様な感じになります。
胸当て=アヴァランチ→全耐性
ズボン=クリーヴ→生命力
グローブ=範囲ダメージ→クリティカルヒットダメージ
アミュレットと指輪はさすがに交換したいですね(笑)
クラフトする材料もなかったので、このまま行くなら、ギャンブルで指輪を買って、ソケット付きを目指すという感じです。
アミュレットは何も出なければ、クラフトする素材(宝石)が貯まるまでこれで我慢……
さすがに4つ特性がついてないと、リロールするコストがもったいないです。