PS4版 ディアブロ3 バージョン2.6.1 ヘルファイア・アミュレット(Hellfire Amulet)の作り方。
目次
ヘルファイア装備は3種類ある
ヘルファイア装備には、レベル60リング、レベル70リング、レベル70アミュレットの3種類がある。ここで扱うのは主にレベル70アミュレットだが、混同しやすいのでざっと解説しておこう(作り方をすぐに知りたい人は読み飛ばしてください)。
レベル60のヘルファイア・リング
旧コンテンツ。サブキャラ育成用のアイテム。略してヘルリン。
・攻撃時に一定確率で火の玉が出る
・経験値ボーナス+35%
・装備の要求レベルなし(レベル1から装備可能)
鍛冶屋のところで表示される以下の4種類がレベル60のヘルファイア・リング。
「敏捷のヘルファイア・リング」
「生命力のヘルファイア・リング」
「知力のヘルファイア・リング」
「筋力のヘルファイア・リング」
実際のアイテム名(作成したもの)は「ヘルファイア・リング」
レベル70のヘルファイア・リング
バージョン2.1で追加されたヘルファイア・リングの上位版。同じくサブキャラ育成用のアイテム。
・経験値ボーナス+45%
・攻撃時に一定確率で範囲ダメージ
・装備の要求レベルなし(レベル1から装備可能)
鍛冶屋では「ヘルファイア・リング」と表示されるものがレベル70のヘルファイア・リング。筋力、敏捷、知性、生命力といった接頭辞はついていない。
実際のアイテム名はそのまま「ヘルファイア・リング」。特殊効果を見比べれば区別はつくが、レベル60もレベル70も出来上がった指輪の名前は同じ。
▲記事用に初めて作ったヘルリン。今は「緩和の宝石」があるので、作る人はあまりいないかも。ちなみにヘルファイア・リングは1つしか装備できない。レベル60と70のリングを併用するといったことは不可能
ヘルファイア・アミュレット
バージョン2.1で追加されたレベル70のキャラクター向けの装備。いわゆる最終装備のひとつ。
特徴
キャラクタークラスのパッシブスキルが特殊効果として付与される。
- 付与はランダムで1つ
- 付与されるのは作成時のクラスのパッシブスキル
- 他のクラスのパッシブスキルのついたアミュレットを装備しても効果はない
- キャラクターとアミュレットで同じパッシブをつけても効果は重複しない(無駄になる)
- (キューブによる再鋳造は不可能、パワー抽出も当然不可)
素材を集めて鍛冶屋で作成するのだが、ランダム生成のため、欲しい特性+欲しいパッシブがうまく揃うことは稀。
実装当初は、素材集めの大変さもあって、廃人向けのエンドコンテンツだった。しかし、パッチ2.3以降、いろいろと緩和され、現在はかなり作りやすくなっている。
▲ヘルアミュの一例。この記事用に試しに作っただけで全然良くない品。定番は、属性+CHD+CHC+ソケットの組み合わせ
ヘルファイア・アミュレットの作成手順
全体の流れ
(1)Act2でレシピを購入する
(2)Act2、Act3、Act4で「鍵の番人」を狩り、器を集める
(3)Act1の町中の小部屋で器を使い、ボス戦へのポータルを開く
(4)ポータルの先にいるボスを倒し、素材を集める
(5)素材が集まったら鍛冶屋で作成する
※器や素材が出なければ、そのパートをやり直し
要点
1)鍵の番人を倒して、ボス戦に行くための「器」を集める
2)「器」を使ってボス戦へ行き、ボスを倒して「素材」を集める
3)集めた「素材」でヘルファイア・アミュレットを作成する
Act | エリア(番人の名称) | 器の名前 | ボスの落とす素材 |
---|---|---|---|
Act2 | ダルガー・オアシス(鍵の番人ソカー) | 腐敗 | 腐敗の小瓶 |
Act3 | ストーンフォート(鍵の番人シャー=リス) | 恐怖 | 恐怖の神像 |
Act4 | 希望の庭園2階(鍵の番人ネカラット) | 震撼 | 震撼の心臓 |
■素材の組み合わせ
腐敗の小瓶x1 + 恐怖の神像x1 + 震撼の心臓x1 = ヘルファイア・アミュレット
手順の詳細
(1)Act2でレシピを購入する
ヘルファイアのレシピはアドベンチャーモードのAct2の拠点で売っている。
NPC名は、行商人スクワート。
必要なものだけ購入すればよい。
デザイン:ヘルファイア・アミュレット=100,000ゴールド
(2)Act2、Act3、Act4で鍵の番人を狩り、器を集める
アドベンチャーモードの難易度トーメントⅠ以上が前提。
Act1からAct4の特定のエリアに鍵の番人という手強いユニークモンスターが出現する。エリアは地図に鍵マークが出るのですぐにわかる。
出現エリアは固定。
T1以上であれば、出現率は100%。
▲画像は公式サイトより引用抜粋
アミュレット作りに必要なのは、Act2、Act3、Act4の3ヶ所。Act1はリングの方でのみ使う(PC版とはこのへんが若干違う)。
鍵の番人を倒すと「○×の地獄への門を開く器」をドロップする。ドロップする器はActごとに対応が決まっている。ドロップ率は難易度に応じて変わる仕組み。
ちなみに、鍵の番人が出現する場所はマップ内でランダム。Act3の鍵の番人は、枝道の見落としやすい場所にいることがあるので注意。
▲赤丸で囲んだ枝道部分に注目。こういうところに番人がいることがあるので、ミニマップをチェックしながら進み、見落とさないようにしたい
(3)Act1の町中の小部屋で器を使い、ボス戦へのポータルを開く
アドベンチャーモードAct1の拠点の北側、秘術師のいる方へ行くと、「治療師マラキ」というNPCがいる。このNPCのそばの小屋の扉を攻撃すると、中に入れるようになる。
名称は「異端者の棲み処」。
ここに入り、番人からゲットした「○×の地獄への門を開く器」を使うと、対応するポータルが開く。
▲中はこんな感じ。ポータルを1個余分に開いてしまっているのはご愛嬌
(4)ポータルの先にいるボスを倒し、素材を集める
ポータルの先にはActボスのそっくりさんが待ち構えている。通常は2体セット。Act4の流れで行くボス戦は最初1体。途中でランダムで2体追加。
全部倒すと、一定の確率で素材+αを落とす。通常のボス戦と同じで、プレイヤー側が全員が死ぬと最初からやり直し(リセットされる)。特に制限はないので、勝てるまで何度でも再挑戦可能。
■ボスの強さ
ボスの強さは難易度相応だと思うが、余裕が欲しいところ。特にソロの場合は、死ぬとリセットで最初からなので、安定して勝てないと効率が悪くなる。初挑戦の場合は、自分の実力よりも少し低めの難易度で試してみるといいだろう。
(5)素材が集まったら鍛冶屋で作成する
作成は通常のクラフトと全く同じ。
ヘルファイア・アミュレット対応関係一覧表
↑うまく見えなかったら、こちらから直接開いてみてください→SVG形式のファイル
難易度とドロップ率
海外のプレイヤーがまとめた情報。書かれているドロップ率は実際とは異なる可能性もあり。
難易度 | 地獄への門を開く器 | ボスが落とす素材 |
---|---|---|
ノーマル | – | – |
ハード | – | – |
エキスパート | – | – |
マスター | – | – |
T1 | 50% | 1個確定 |
T2 | 75% | 2個目10% |
T3 | 90% | 2個目25% |
T4 | 1個確定 | 2個目50% |
T5 | 2個目10% | 2個目75% |
T6 | 2個目20% | 2個目90% |
T7 | 2個目30% | 2個確定 |
T8 | 2個目40% | 3個目10% |
T9 | 2個目50% | 3個目25% |
T10 | 2個目60% | 3個目50% |
T11 | 2個目70% | 3個目75% |
T12 | 2個目80% | 3個目90% |
T13 | 2個目90% | 3個確定 |
情報源:http://d3resource.com/difficulties/
表の読み方補足
T1なら、鍵の番人から器が出る確率が50%。ポータル先のボスからの素材ドロップ率は100%(確実に1個出る)。
T10の場合は、鍵の番人から器1個は確定、2個目が60%の確率でドロップ。ボスからの素材は、2個確定で、3個目が50%の確率で出るといった具合。
効率アップの基本
・高速周回ビルドで回る
・できるだけ高難易度で回る
・友人とマルチプレイなら、器を持ち寄るのもあり
当然ながら「T13をサクサクこなす」のが理想となる。
・鍵の番人狩り(器集め)は高速周回ビルド
・ポータル先のボス戦(素材集め)はGR攻略用ビルド
最初のうちは上記のようにビルドを使い分けるのが良いだろう。
マルチプレイの補足
一緒に遊ぶ仲間がいるなら、マルチプレイでボス戦をやると効率が良い。ポータルは誰でも入れるので、誰か1人が器を使えば、他の3人は無料でボス戦に参加できる。もちろん、ドロップも全員分ちゃんと出る。
例えば4人それぞれが器を3種類1個ずつ持ち寄ると、合計で12回もボス戦ができる。事がスムーズに運べば皆ほくほくである。
ただ、鍵の番人狩り(器集め)に関しては注意が必要だ。以前は、別のエリアにいても、ゲームに参加しているプレイヤー全員分の器がドロップした。しかし、パッチ2.3からは、番人を倒した時に同じエリアにいないとドロップしない仕組みとなった。そのため、別々のエリアを手分けして探すというやり方は難しくなってしまった。
器集めは各自でやって、週末とかにみんなで器を持ち寄ってボス戦。マルチプレイならこういうのが理想的だろう。
ヘルファイア・アミュレット関連の変更履歴
2.3の変更点
- ソケットが必ずつくようになった
- 作成プロセスが簡略化され、素材の入手が以前よりも簡単になった
- 難易度トーメント7-10が追加されたこともあり、以前よりも多くの素材を一度に手に入れられるようになった
2.4の変更点
①ごちゃごちゃしていた番人、器、領域、素材の名称が統一された
Act1=後悔=レオリックの哀悼
Act2=腐敗=腐敗の小瓶
Act3=恐怖=恐怖の神像
Act4=震撼=震撼の心臓
②鍵の番人を探しやすくなった
ある程度まで近くに行くと、ミニマップに紫色の矢印が出るようになった(見落としにくくなった)
2.4以降の変更点
- 2.4.2で難易度T11~13が追加。器や素材集めの効率がさらにアップした
- 鍵の番人のいるエリアでは、最初からミニマップに紫の矢印が表示されるようになった
レベル70ヘルファイア・リングの補足
リングの方は、Act1、Act2、Act3で、器と素材集め。
Act | エリア(番人の名称) | 器の名前 | ボスの落とす素材 |
---|---|---|---|
Act1 | 苦難の荒野(鍵の番人オデグ) | 後悔 | レオリックの哀悼 |
Act2 | ダルガー・オアシス(鍵の番人ソカー) | 腐敗 | 腐敗の小瓶 |
Act3 | ストーンフォート(鍵の番人シャー=リス) | 恐怖 | 恐怖の神像 |
Act1詳細:
苦難の荒野(鍵の番人オデグ)
→器:後悔の地獄への門を開く器
→門:後悔の領域(左)
→ボス:マグダ&レオリック
→素材:レオリックの哀悼
レベル60ヘルファイア・リング補足
PS4版のDiablo3からスタートした場合は、気にする必要はないはず。PS3版から移行した人は、この指輪用の素材や器を持っているかもしれない。混同しやすいので、同じアカウントに倉庫キャラを作り、移動してしまうのがオススメ。
「地獄への門を開く器」
「復讐の瞳」
「悶える背骨」
「悪魔の牙」
これがレベル60用の器と素材名。
▲こちらが60用の器。名称の最初に何もつかない。レベル60と書かれている
▲こちらがレベル70用の器
このページの更新履歴
2018/10/02 記事が古くなっていたので整理&一部書き直し
2016/01/24 更新 パッチ2.4対応