セットアイテムの基本的な仕組みと注意点のまとめ。
レベル70になったばかりの人向けの内容。
セットアイテムとは?
セットアイテムというのは、その名の通り、複数のアイテムが一式になっているもので、複数を装備すると、特別な効果(セットボーナス)が発動するアイテムのこと。
レベル70以降の汎用セットアイテムは16種類、クラス専用のセットアイテムは各クラスにつき4種類+α用意されている。
アイテムの表示色は緑。クオリティ的にはレジェンダリーアイテムと同じである。
セットボーナスのルール
・セット一式の構成はセットごとにそれぞれ異なる
・各セットには複数のセットボーナスが用意されている
・装備した数に応じて、それぞれのセットボーナスが発動する
■構成例
現在のメインは以下の3パターン。
・2点で一式/2セットでボーナス
・6点で一式/2、4、6にセットボーナス
・7点で一式/2、4、6にセットボーナス
それ以外にもいろいろなバリエーションがある。以下はその一例。
・3点一式/2、3にセットボーナス
・4点一式/2、3にセットボーナス
・5点一式/2、3、4にセットボーナス
■ボーナスの補足1
たとえば2セットと4セットにボーナスのある場合は、4点装備すると、2セットボーナスと4セットボーナスの両方の効果が得られる。
■ボーナスよりも点数が多い?
セットボーナスは2、4、6なのに、7点で一式のセットがいくつか存在する。これは装備構成の自由度が高いということ。1個余分な部位があるので、他の装備との組み合わせにおいて融通が利くという訳。
↑装備していないものはグレー、装備すると白で表示される
「王家の威光の指輪」の効果
レジェンダリーアイテムの「王家の威光の指輪」を使うと、セットボーナスを得るのに必要な装備数が-1になる。例えば、通常は4点必要なセットアイテムも、「王家の威光の指輪」があれば、3点でセットボーナスが発動する。
うまく使えば複数のセットアイテム(別の種類のセットアイテム)を組み合わせることもできる。あれこれ組み合わせを考えるのも楽しいので、セットアイテムが揃ってきたらゲットしたいところだ。
注意:
アイテムの説明文にも書かれているが、必要最小数は2セット以下にはならない。
「王家の威光の指輪」を装備していても、2セットボーナスを発動させるには2点必要。
入手方法:
報酬クエストでのみ手に入る専用レジェンダリー。Act1の報酬クエストを全部終えた際にもらえる「ホラドリムの箱」から低確率で出る。
ゲームの難易度を上げていくと入手確率も上がる仕組みになっている。逆に言うと難易度ノーマルだと手に入れるのは大変。トーメントⅠ以上をサクサクできるようになってから狙ったほうが無難だ。
王家を絡めたクラス専用セットの使い方
考え方や基礎知識。
ゲーム序盤のまだセットアイテムを集めている過程では、セットA2点+セットB2点で使うとか、セットA4点+セットB2点といった形で活用することもある。
また、セットA3点+セットB3点+王家の威光の指輪といった組み合わせも可能(この場合、セットAとBの2,4セットボーナスが発動する)。
しかし、現在は6セットボーナスが強力なため、6点一式で使うのが一般的である。そのため「王家の威光の指輪」の出番というのはそれほど多くない。
①セット部位と被ってしまう部位の単体レジェンダリーを2つ使いたいというケース
1点はキューブに入れればいいが、もう1点を装備するとセットを外すしかないという状況を、王家でカバーするというパターン。
当然、王家を使うためには、指輪のスロットまたはキューブのアクセサリー枠が必要になるので、それに見合う価値(強さ)があるかどうかを天秤にかける。
②クラスによっては7点一式のセットがあり、通常とは違う部位が用意されているので、それらをうまく組み合わせるというパターン
たとえば、バーバリアンの「不死王の呼び声」セットには「肩当て」が存在せず、その代わりに「両手用マイティウェポン」と「マイティベルト」が用意されいてる。
そのため、王家なしでも他のセット6点+不死王の武器&ベルトで2点という組み合わせが可能となっている。
王家を絡めるなら、他のセット5点+不死王3点まで可能。つまり、6セット一式のフルボーナス+不死王の2,4セットボーナスが併用できる。
もちろん、この場合は武器が不死王の両手用マイティウェポンで固定されてしまうので、他の強力なレジェンダリーパワーのついた武器を装備できないという欠点もある。
デーモンハンターの「ナターリャの復讐」や、モンクの「イナの真言」、ウィッチドクターの「ズニマッサの憑依」、ウィザードの「タル・ラシャの元素」も他のセットと併用しやすい部位設計になっている。
クラフトセットの補足説明
図面(レシピ)を手に入れると鍛冶屋で作成できるようになるセットアイテム。
まったくアップデートされておらず、現在使えるものはほとんどない。
唯一例外的なのが「賢者の旅路/Sage’s Journey」セット。
3点でフルセットという構成。
2セットと3セットにボーナスがあり、注目は3セットボーナス。
(3)セット:
・敵が素材「死の吐息」を落とした際に、もう1つ落とす
「死の吐息」のドロップが1つ増えるので、T13高速周回ビルドではけっこう採用されている。
王家+クラス専用セット5点+賢者の旅路2点といった組み合わせ。
■クラフトセットの図面
同じACTの報酬クエストを5つまとめて終わらせた時にもらえる「ホラドリムの大きな宝箱」からランダムドロップ。報酬クエストを周回していれば自然と集まる。
緑のゴブリン(オーディアス・コレクター)からもドロップする。
■クラフトセットの素材
レベル70のクラフトセットを作るのに必要な素材はパッチでたびたび変更されている。
大昔は特定の敵から出る特別な素材が必要だった。2.06以降は「忘れられし魂」や「死の吐息」、「くもった水晶」といった氾用素材に変更された。その後、カナイキューブ実装時に再び変更が入り、現在は「ホラドリムの大きな宝箱」から出るACT素材を使う仕組みになっている。
■クラフトのセットアイテムは低レベル用とレベル70用がある
名前もアイコンもそっくりなのでまぎらわしいが、別物なので注意しよう。
図面も別物なので、それぞれ手に入れる必要がある。
↑レベル70用とレベル22用のケインセット
過去記事:クラフトセットの組み合わせ例
(クラフトセットは全く強化されていないので、現在はもう使わない組み合わせです)
セットアイテムの中には、鍛冶屋で製作できるものがいくつかある。王家を使ったサンプルとしてその組み合わせ方を紹介する。
部位 | アイテム名 | セット名 |
---|---|---|
肩当て | ボーンの特権 | ボーンの命令 |
胸当て | ボーンの凍れる魂 | ボーンの命令 |
兜 | オーギルドの大釘 | オーギルドの統治 |
腕甲 | オーギルドの探求 | オーギルドの統治 |
ベルト | クリムゾン船長の絹の腰帯 | クリムゾン船長の装飾品 |
ズボン | クリムゾン船長の突撃 | クリムゾン船長の装飾品 |
手袋 | アシェアラの監視 | アシェアラの礼服 |
ブーツ | アシェアラの探知靴 | アシェアラの礼服 |
「王家の威光の指輪」を使い、合計4つのセットアイテムを共存させている例。
クールダウン時間短縮+20%、リソースコスト減少+10%、ライフ+35%、全耐性+150、経験値ボーナス+20%……と、盛りだくさんである。
オーギルドの統治
兜+腕甲
得られるボーナス効果
・遠距離攻撃で受けるダメージ-7%
・近接離攻撃で受けるダメージ-7%
・エリート・モンスターから受けるダメージ-15%
・エリート・モンスターに与えるダメージ+15%
ボーンの命令
肩当て+胸当て
得られるボーナス効果
・ライフ+15%
・経験値ボーナス+20%
・全スキルのクールダウン時間を10%短縮
*ボーンの天を衝く憤怒(片手用の剣)を入れて、肩当てをはずせば、アシェアラの後見人(肩当て)を追加することもできる
クリムゾン船長の装飾品
ベルト+ズボン
得られるボーナス効果
・1秒あたりのライフ回復量+6000
・全スキルのクールダウン時間を10%短縮
・全耐性+50
・あらゆるスキルのリソース・コストが10%減少
アシェアラの礼服
手袋+ブーツ
得られるボーナス効果
・全耐性+100
・ライフ+20%