PS4 Diablo3
レア装備で行くT4リフト（モンク）

「レア装備でトーメントⅠ攻略」の番外編です。
以前に紹介したモンクの入門ビルド（百烈拳と旋風脚の平凡なビルド）がけっこう気に入っていたりして、今もたまにプレイしています。今回は、その追加レポートです。

以前はT3が限界という感じでしたが、いろいろと装備やスキルを調整してみたらT4は安定してクリアできるようになりました。早い話が、攻撃を捨てて防御を上げ、時間をかけてクリアするというやり方です。全然自慢になりませんね。まぁ、たまにはこういうのもいいんじゃないでしょうか。

基本ルール

意味のない縛りなんですが、まず、そのへんから紹介しましょう。
そもそもの発端は、装備やパラゴンのないレベル70になったばかりの人に何かビルドを紹介しようと思ったことにあります。初心を忘れて久しいので、同じような条件で試しにプレイしてみたという訳です。

基本ルールは以下のような感じです。

①レア装備しか使わない
②パラゴンポイントは振らない
③宝石は「マーキーズカット」か「皇族」まで使用可
④レア装備のクラフト、リロールはOK

もしも試しにやってみようという方がいましたら、専用キャラを用意することをオススメします。というのは、レア装備はうっかりすると分解してしまうんですね。既存のキャラに着せ替えでたまにプレイしたりすると、苦労して集めたレア装備一式を△ボタンでｶﾞｼｬｺｰﾝ……あっ！ああああああああ！ということがあったりします（実話）。

T2ぐらいから攻撃も防御も足りなくなる

近接モンクでも、T1ならタフネス7M（7000k）ぐらいあれば、それほど困りません。いざとなれば、「天啓／砂の衣」がありますし、「疾走撃」で逃げることもできます。しかし、T4になると、雑魚の攻撃にすら耐え切れなくなります。エリート相手だとあっという間に溶けてしまい、お手上げ状態です。

防御だけでなく、攻撃力も全然足りません。エリート戦は長期戦になること必至です。攻撃に特化して短時間でケリをつけられるなら、そっちの方がいいと思います。例えば、「天鐘」＋「天啓／明鏡」を軸に、スピリット生成やクールダウンを積むといったビルドです。そっちの線も追求してみたいところですが、「レア装備だけでどれくらいの攻撃に耐えられるのか」という点に興味がありました。そこで今回は、防御重視でやってみることにします。

防御関係の事前調査

まず、T6でどれくらい防御が必要かということを、手持ちのキャラで少し調べてみました。
T6では、棒立ちだと、実はタフネス50Mでも全然足りなかったりします。そこで「秒間ライフ回復」をレジェンダリージェムなどを使って上げてみました。秒間ライフ回復を50kほど積んでみたところ、かなり楽になりました。タフネス50M＋秒間ライフ回復なしと、タフネス25M＋秒間ライフ回復50kを比べると、後者の方がいい気がします。

レア装備のモンクに戻って、T1で同じようなパターンを試します。

A.タフネス15M前後＋秒間ライフ回復なし
B.タフネス7M前後＋秒間ライフ回復21k

やはりAよりもBのほうが快適です。ライフやダメージ軽減率だけでなく、リカバリーもかなり重要だと思いました。近接モンクは足を止めて戦いますし、エリート戦は長丁場となることを踏まえると、さらに「命中時にライフ回復」も欲しいところです。

スキル構成の変更

以前の構成はコチラ（英語公式ツール）
詳しくは→「入門ビルド モンク/ 百裂旋風スタン」

新しい構成はコチラ（英語公式ツール）

プライマリースキル

微妙に変わっています。

■百裂拳（怒りの拳）　→　百烈拳（神速の拳）
予想外のテレポートが命取りになるので無難な稲妻に変更しました。


■烈風円陣（雷の旋風）　→　烈風円陣（風の司）
属性は冷気になってしまいますが、凍結効果がつきます。
敵の行動を封じることができるのが魅力です。


■疾走撃（流星） → 疾走撃（活力）
エリートの攻撃回避用にチャージ数を増やしました。


■治癒の真言（耐性強化） → 救済の真言（神速）
回避に期待して、真言はこちらに変更しました。
タフネスはかなり上がります。
治癒の真言も悪くないので、ときどき入れ替えたりしています。
治癒の真言の場合は、ルーンの「超回復」を使います。


■旋風脚（サソリの針）　変更なし
■天啓（砂の衣）　変更なし

パッシブスキル

■守護者の心得
二刀流の場合「回避率」が35%上がります

■調和　変更なし
■無慈悲な攻撃　変更なし
■先手の達人　変更なし


「回避は廃止気味のステータス」などと以前は書いていましたが、その「回避」頼みなスキル構成だったりします。回避すればダメージゼロはおいしいです！マントラの「救済の真言／神速」と、パッシブの「守護者の心得」で、回避率を稼ぎます。ただ、毒沼とか火の床の類には効かないらしいので、そこがネックです。

攻撃系パッシブをひとつ減らしたので、実際の攻撃力は以前よりも落ちています。その代わりに「旋風脚／サソリの針」のスタンと「烈風円陣／風の司」の凍結で、敵の行動を封じます。いちおう、このスタン＋凍結は、パッシブの「無慈悲な攻撃」とコンボになっています。


↑試しにT5に行ったら、毒をばらまく雑魚がてんこ盛りで心が折れました……

装備関係

■タフネス関連
「調和」を使った特殊な構成になっています。

パッシブスキル「調和」
「装備品によって上昇する単一耐性値の40%が、それ以外の耐性値にも加算される」

パッシブの「調和」を使うと、単一耐性が最低値の121でも、他の耐性が48上昇します。武器以外の部位、つまり11ヶ所に単一耐性をつければ全耐性は700近くまでいきます（単一耐性も含めた合計の平均）。レジェンダリーアイテムで、「全部位に単一耐性、しかもバランス良く」というのは難しいです。しかし、レアアイテムなら、不可能ではありません。カダラのギャンブルで出る大量のレアアイテムを吟味したり、クラフトをすればいいわけですから。面倒なので普段はそのまま分解しちゃうんですけど、実はここにお宝が！なんてね。

→全耐性ではなく、単一耐性をつけまくります
→全耐性をつけないことで、浮いた枠で秒間ライフ回復と、攻撃関係を少しつけます
→逆にソケットにはダイヤを埋めて全耐性を稼ぎます

兜のソケット
→アメジストを入れてライフ+X%を稼ぎます


■リカバリー関連
「秒間ライフ回復」を3部位につけました。合計で11,000ちょっとです。
それから二刀流武器の両方に「命中ごとにライフ回復」をつけています。



■攻撃関連
プライマリーとセカンダリーを稲妻に揃えたので、アミュレットと腕甲に「稲妻+15%」をつけました。
それとプライマリーで攻撃する時間が非常に長いため、「百烈拳のスキルダメージ+X%」をつけています。

↑アップしてからよく見たら、筋力のついた腕甲装備してた orz

スペック

ダメージ 469k
タフネス 24.4M
リカバリー 1851k

攻撃力は低いです。
クリティカルヒット率 45.5%
クリティカルヒットダメージ 501%
これだけ稼いで、このありさまです。
ただし、「先手の達人」があるので、戦闘が始まるとDPSが100kぐらいは上がります。


タフネスは回避率も加味された値です。
あてにしていいのかちょっと不安だったりします。
回避率は57.7%です。

リカバリーは
一秒あたりのライフ回復量が11,861
攻撃あたりのライフ回復量が25,968
と、なっています。

T4感想＆反省会

さて実際のT4はと言うと、防御面は余裕があります。
回避率を上げたのと、命中時にライフ回復を積んだのが大きいようです。
敵を殴り続けている限りは、かなりの回復力です。
エリートの攻撃を避けなくても結構そのまま戦えたりします。

一方の攻撃力は、やはりというべきか、全く足りません。
T4に合わせて調整するとしたら、防御を何か削って、もう少し攻撃を上げた方が良さそうです。

今後の課題ということで、思いついたことをちょっとメモしておきます。
組み合わせはいろいろありそうです。

・「旋風脚」を削って「爆裂掌」にする
・「天啓」を削って「爆裂掌」にする（旋風脚は残す）
・「天啓」のルーンを「内なる炎」に変える
・「守護者の心得」を削って「敏活」にする


その他、気になったことをいくつか。

まず、攻撃速度。
長期戦になると「先手の達人」の効果が切れてしまい、エリートやリフトガーディアンを倒すのに非常に時間がかかります。
T4なら「先手の達人」＋「敏活」の両方を積んだほうが良さそうでした。
装備面でも攻撃速度をもう少し稼ぎたいところです。
指輪の特性を「ダメージ＋」ではなく「攻撃速度」にした方が良かったかもしれません。


それとネファレムグローリー（白い玉）。
攻撃力２倍は大きいです。
これがない状態ではエリートと戦いたくないです（笑）
ボスも雑魚を召喚するタイプじゃないと相当厳しいと思います。
ノーマルリフトなので、ボスを引き連れて、残っている敵を倒すという手もありますが……。